夏川りみさんのニューアルバム!!
夏川りみさんがファンの声に応え、初のカバー・アルバムを1月21日にリリースする。タイトルは『歌さがし~リクエストカバーアルバム』。
9月11日いら浜離宮朝日ホールにて全国ツアー<歌さがしの旅 2007-2008>をスタート
ファンいらきた1,500曲を超えるリクエストの中いら、「時代(中島みゆき)」「秋桜(山口百恵)」「花咲く旅路(原由子)」「見上げてごらん夜の星を(坂本九)」の4曲を披露。ライブ中にファンいら「お帰り!」という声援が上がるなど、ファンにとっては待ちに待った復活ライヴとなった。
全国ツアー<歌さがしの旅 2007-2008>は、来年2月17日の北海道稚内総合文化センター大ホールまで続く。
“歌さがし”企画の1つとしてファンいら募ったリクエスト・データをもとに制作される。カヴァー曲のリクエストは、5月11日~9月30日の期間、ビクター公式サイト内のスペシャル・サイトで行なうことができる。
豊かさに出会えるアルバム
歌謡曲が冒頭並んでいますが、彼女のその伸びやかな歌声に、わびさびや歌心の表情があるのはこういう曲を基点にしていたためかとわかります。単に跳躍のエネルギーや吐く息の量や響きが凄い、或いは着地も考えず歌い捨てるだけの声量歌手なら他にも色々いますが彼女の声の魅力は、落ち着きや情熱など感情の制御を歌の艶に込めて表現できる点だと思います。また高音部で線が細くなり詞を歌う難しい箇所でも、実感をこめてことばを発し奏でているんです。それがあって彼女の声はこんなにも伝わるのではないか、それを培った「夕映えにゆれて」「サヨナラを抱きしめて」「花になる」だったかと思いました。
「この星を感じて」は松田聖子「瑠璃色の地球」に匹敵する名曲です。また上手い歌手というだけでは成しえない、夏川りみの母性的な懐深い発声でこそ仕上がる豊かで安らかな曲想と技術が魅力ですね。ずっとレガートでうたい続けmfやfではなくmpでその豊かさを保ちながら歌える技術、そして最終的には作曲者のイメージより大きな世界像をつくらせしめるイマジネーションはさすがです。「涙そうそう」のいのちである“晴れ渡る”でのメロディラインの伸びやかさとしなやかさは、各種あるこの曲達でもこの音源が最も高い軌道を描いていました。一方「あなたの風」はささやかで涼しい声の一面に出会います。そして名曲「道しるべ」。今作で彼女に癒しを求めてきた人には最適です。
ハイライトの一つは「童神」。誰かの背中で聞いた幼い日のララバイで“イラヨーホイ”という際の優しさは至上の愛を感じます。「ファムレウタ」は急な跳躍の滑らかさが聴き所、「微笑みにして」は全てを受け入れるような世界観の詞が最高の泣き所でしょう。そしてその流れでクライマックス「愛よ愛よ」が流れ始めるととめどない感動に行き着きます。どんな跳躍よりここに存在する深い母性愛こそ最大の歌の上手さだと実感しました。
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